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田舎の実家はいらない!知っておかないと数百万の損失も?適切な処分の方法

さやみん

将来的に誰も住まなくなる実家のことで、あなたは悩んでいませんか?

 

今は親が住んでいる場合でも、親が介護などで施設入居をした時や、病気で入院し、自宅んい帰れないとなった場合には、事実的に空き家となることが予想できます。

 

実際に私自身も70近い親を抱えた一人っ子。いずれはこの問題に直面する時がやってきます。

でも「いつか」だから今は何もしないという考え方は間違いです。

 

その時は突然やってくるもので、その実家の処分は私達子供がしなければいけません。

「親がいなくなってからでいいや」と楽観的に考えていると、売るタイミングを逃し、数百万円という損失につながることもあるのです。

「親が住んでいる田舎の実家はいらない」と思うのであれば、親が生きているうちにこそ情報を集め、早期から行動しておくことが結果的に得することに繋がるのです。

そのためには親が健全なうちから必要な情報を集め、適切なタイミングで行動しておくことが重要です。

そのために必要な情報や、いつ何をするべきかについて、ここで紹介していきますので、ぜひ親の実家の処分の参考にしていただけたらと思います。

田舎の実家の必要性

親の実家でも立地が良かったり、建ててからそんなに経っていない状態で高く売れる状態であればいいのですが、田舎で誰も住まないような土地に建っていて、状態はボロボロという家ではマイナスの価値にしかならないことが予想できます。

その土地で新たな資産運用ができればいいのですが、田舎ではそれも難しいのが現状です。

実際に私自身、雪が積もるような山奥に親の実家がありますが、やはりそのような土地では自分が持っていたとしても活用は出来ないと思うし、負の遺産となるだけなので、親が住めなくなった時にはすぐに処分しようと考えています。

このように田舎の実家というのは、

  • 相続をしても将来的に固定資産税がかかってくる
  • どのようにしても活用方法がない

というデメリットがあるので対応に困った時には処分するのが一番だと言えます。

田舎の実家をどうしても手放したくない時の使い道

それでも今まで育った思い出が詰まっている家や土地であれば、なかなか手放したくないと考える方もいるかもしれません。

その際は親から自分が相続をし、将来的にその土地や家を相続をしていくということになります。

そのためには

  • 自分たちが住む
  • 誰かに賃貸として貸し出す
  • 空き家として保有していく

このような使いがありますが、どれも現実的ではありませんね。

さらに固定資産税を永久的に国に支払う必要があり、また家を存続させるために定期的にメンテナンスを行い行う必要があり、そのための費用は自分たちが払っていかなければいけません。

このように相続をしても、お金がお金やメンテナンスの手間などがかかるというデメリットが発生してきます。

その家の思い出か、経済的な負担かをよく考えて検討してみるといいでしょう。

田舎の家はいらないと相続放棄できるのか?

田舎の実家はいらないと思ったら、適切なタイミングでその家を処分しなければいけません。

その処分法について、あなたは「相続放棄」をして、自分たちには関係ないようにすればいいと考えてはいませんか?

そのことが相続放棄をして主張できればいいのですが、空き家問題が深刻している今の日本では、そのような甘い考えは通用しません。

たとえ親の資産を相続放棄したとしても、その土地や家が誰かの所有になるまでは、管理やメンテナンスは子供らが続いていかなければいけないことになってしまうのです。

 

例えば相続放棄後に近隣の住民の迷惑になったり、実家が倒壊して誰かが負傷してしまうような事態になれば、子供らの責任になってしまうという危険もあります。

ですので、「相続放棄すれば解決する」という問題ではないため、しっかりそのことを理解して適切な処分をしていくようにしましょう。

 

このことから処分の方法は「売却する」他にはないと言えます。

田舎の実家を処分するベストタイミングは親が死ぬ前に家に住めなくなった時

私はこのサイトでもこのことを強く主張しているのですが、親が死んでから売却しようとすると、相続や名義変更といった諸々の手間や手数料がかかってくるため、親が介護施設や病院に入院したタイミングで実質的に誰も住まなくなった時に親の家を処分をしていくことが一番理想的です。

その理由は、こちらの記事をご覧ください。

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このようにタイミングが早すぎても親からの反対を受けることもあり、親が亡くなった後に処分をしようとしても様々な問題が発生してくるため、実家を処分するタイミングは非常に難しいといえます。

ですが自分たちの経済的な負担を左右することにもなるため、真剣に取り組んでいく必要があります。

家がボロボロの状態でも売れるのか?

田舎の家となると問題なのが、その状態ですよね・・・

私の親の実家もそうですが、既に壊れそうでボロボロになっており、すでに誰かが住めるような状態ではありません。

土地も過疎化が進み、誰も住まないような土地になってしまっています。

空き家問題が深刻している日本で、「実家を売却する」といっても、このような状態の家は売れないんじゃないかと思ってしまいますよね。

確かに需要は低いのですが、売れる可能性もゼロではないっていうのが本当のところです。

 

例えば、あなたが知り合いの不動産業者に自分の実家を査定にに出したとしても、

「これじゃ売れないねー」

と言われてしまうのがオチだと思います。

しかし、日本全国にある数百、数千といった不動産業者に問い合わせれば、その中の一つや二つからは

「買い取ります」

というところが出てくる可能性があると思いませんか?

なので売却の方法にもコツがあり、できるだけ多くの不動産業者に査定をしてもらうということが田舎の実家を売るためにの成功のコツと言えるのです。

そのためにはなるべく多くの不動産業者を扱っている不動産の査定サイトを利用しなければいけません。

特にこのケースのような田舎で誰も買い取らないような土地を積極的に買い取ってくれたり、無料で法律などの相談もできるような空き家物件向け査定サイトもあるんです。

私が気に入っている「いえかつLIFE」のようなサイトを使うことで、全国にある多くの不動産業者から一括で査定を申し込むことができて、査定の手間や業者に連絡を取るような負担がなくなるため、簡単に売却の手続きを進めていくことが可能になるのです。

ましてや子供らが遠方に住んでいれば、その土地にわざわざ出向いて査定をお願いする手間がとても大変ですよね?

このようなサイトを活用すれば住所をネットで入力することで、現地まで業者が査定に出向いてくれたりもできるし、私達子供としても1回の手間で負担がかなり少なくて済むというメリットがあるんです。

ぜひ気になった方は不動産査定サイトを覗いてみて下さい。

田舎の実家の処分方法のまとめ

長くなりましたので、田舎の実家はいらないと判断した時の対応をまとめていきたいと思います。

この記事のまとめ
  • 田舎の実家は相続をするとしても、固定資産税やメンテナンスなどの経済的負担が大きい。
  • 土地を活用したり、その家に移住するのも非現実的。
  • 親が死んだ後に考えるのは、損失が数百万円も変わってくる⇒親が生きているうちに行動することが重要!
  • 田舎のボロボロな家や土地でも、全国の不動産業者へ査定を出すことで売却できる可能性が広がる
  • 査定に出すなら売却困難な不動産を数多く取り扱っていて、相続や法律などの無料相談ができるサイトへ⇒「いえかつLIFE」が私の個人的なおすすめです。

私の親はまだ健全で、実家に住んでいますが、今は元気でも高齢になると突然の入院になったり、気づいたらがんで予後が短かったということにもなりかねません。

この問題は本当に突然私たちに襲ってくるものなんです。

その「いつか」に備えて事前の準備や情報を集めておくことで、その時が来ても慌てずに対応できるようになります。ぜひここの内容を参考にしてみて下さい。

この記事を書いている人
管理人 さやみん
管理人 さやみん
現訪問看護師 ケアマネジャー 元退院調整看護師
総合病院勤務の時に1000人以上の患者様、ご家族様からの介護・病気・終活などの相談に対応。 「その人らしい生き方」「介護で苦しまない」をモットーにアドバイスしています。 治療も介護も正解はない! 「これでよかった」と思える人を増やすべくネット上で活動しています。
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