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【限定記事】特養のブラックすぎる入居事情と早く入居するための裏技

さやみん

みなさん、こんばんは(*^-^*)

多くの方が心待ちにしてくれていた特養のテーマですが、最初に言っておきますが、本当にがっかりしないでくださいね(笑)

そこだけお願いいたしますm(__)m

 

すぐに特養に入れた謎すぎる入院患者

まず私がおかしいと思ったのはある、入院患者さんがきっかけでした。

その方は今まで一人で生活出来ていたおばあさん。

 

結構前なので病気とか忘れましたが、緊急入院し、歩くのが大変になったとの理由で退院支援が介入することとなりました。

そして今後のことを息子さんと一緒に検討していくことにしたんです。

  • 介護保険は未申請
  • 入院中にリハビリし、自宅に戻れるかな…?くらいには回復
  • 認知症はなさそう

このような方だったんですね。

 

息子さんは

「とりあえず介護保険を申請して、施設入居も検討しようと思っています」

との方向性を教えてくれました。

 

私ら相談員の第一印象としては

「リハすれば、自宅に戻れそうだよね~」

というようなかんじ。

 

 

そして数日後、報告が。

「介護保険を申請しました。認定調査があるまでは、入院させてもらえませんか?」

と息子さんから相談が。

 

病棟の管理者に相談し、ベッドの空きもあるようだったので、調査までしばらく入院することに。

(この辺もブラックですよね、笑。反対にベッドに空きがなければ「明日退院です!」と押し出しにかかります(;’∀’)入退院も「運」が大事です。)

 

そうして認定調査も終わり、「この先どうしますか?」と息子さんからお話を聞くと

「担当のケアマネをつけたので、その人と一緒に施設を見つけます」

とのことでした。

 

私もあいまいな記憶の中で書いているので、正確な情報もうやむやになってしまってますが、その後無事退院。

そして再入院でそのおばあさんとかかわることになったんですよね。

退院してから再入院まで1、2カ月くらいしか空いていなかったはず…

 

そうしたら

「特養○○入所中」

になってるではありませんか!

 

そのあばあさん、杖は使ってるけど普通に歩いてる。

「要介護3」だって…。

 

なんで???

 

という気持ちでいっぱいになりました。

 

施設側から聞けた裏事情

 

その後、別の相談員がその施設との情報共有で何気なくその裏事情を聞き出しました。

 

以下はそのやりとりを簡単にイメージ化したものです(´ー`)

 

うち「○○さん、そちらに入所しているのでよろしいでしょうか?」

 

特養「はい、そうです。〇月〇日より入所しております。」

 

うち「○○さん、結構入院中からお元気そうだったんですけど、特養に入られたんですね~」

↑相談員同士仲がいいので結構ガツガツ聞けます(笑)

 

特養「そう思いますよね~。ここだけの話ですが、

○○さんの息子さん、議員さんと繋がりがあるようで。

うちの施設長もすぐ受け入れたみたいです(汗)」

 

うち「あ、そうだったんですね…(察し)」

 

特養「また受け入れしますので、退院になったら教えてください~」

 

 

というような中身。

 

はい、以上。

 

 

 

どうでした?

 

 

やっぱりコネかよ!権力かよ!!!

 

って思いました?

 

 

それ、私も思いました。

 

この施設の待機人数は600人とのこと。

多くの高齢者とその家族が首を長くして待っている特養で、

こんなことがあっていいの?

と本気で思いましたよね。

 

これ、あまり外部で話さないでくださいね。

変に大事になっても私も困ります。

 

特養の入所と特徴

まず特養の入所条件をおさらいしてみましょう。

基本的には要介護3以上の方が入所できる介護施設です。

入所には「認知症の有無」や「医療処置」などの他、「家族環境」や「経済的な理由」なども関係してくるとされています。

弱者救済のための施設でもあるので、本来は「困っている人」を優先的に入所させるための施設という位置づけもあるはずなんですけどね。

 

有料老人ホームと比較しても、安めの費用で入居できます。

(10万~15万程度ですかね?)

お看取りまでしてもらえる「終の棲家」としても人気があります。

このような理由で、待機者が多くなっている現状あるといえますね。

 

「介護」や「施設」をきれいごとのように思ってませんか?

このおばあさんのケースはかなり特殊だというのは大前提。

しっかりまじめに運営されている施設の方が多いということは皆さんに理解しておいてほしいと思います。

 

でもたった1件のこのケースを目の当たりにして、施設すべてがブラックのように思えてきてしまう。

 

こんな施設のために何年も待つなんて…

 

と思った方もいるのではないでしょうか?

私は何度もブログなどで書いていますが、施設を運営するのも、サービスを提供するのも「人」です。

どんなに「施設」がいい条件で合っても、それを動かす「人」が汚れていたら、いいサービスも期待できないですよね。

そこだけはここを読んでいる皆さんが知っておいてほしいと思います。

入居を決めるのも「人」

みなさんは特養の入所をどのように決めると思っていますか?

 

確かに公平性を保つことを目的としたこのような「評価基準」はあります。

特別養護老人ホームの優先入所基準の一例

ちょっとネットから引っ張ってきましたm(__)m

 

それでも最終的に選ぶのは「人」目線だよな~と現場で感じます。

 

もちろん本当に大変で、自宅での生活が困難というような弱者がスムーズに入れることも多いです。

 

しかし一方で

「特養のデイに行ってたらそのまま偶然声がかかって入所できました!」

というような声も結構聴かれます。

 

つまりは、できるだけ「特養とのつながりを持っておく」というのが大事なポイントかな、と感じます。

「介護度」を決める人たち

病院で働いていると、さまざまな立場の人とかかわらせていただくことになります。

あまりこういったことを公にするのはダメだとも思うんですけど、書いちゃいますね(笑)

 

介護度が出るまでに2回の審査があることは知っていますか?

その審査の中で重要とされるのは

  1. 認定調査の情報
  2. 主治医意見書
  3. 介護認定審査会

があります。

 

難しいワードばかりですが、これも身近な医師や専門家、役場の人達などが決めているんです。

 

 

では、あなたの周りの医師や役所の人を思い浮かべてください。

 

神様のような、マザーテレサのような善意に満ちた人ばかりでしょうか?

 

これが介護現場の答え。

本当の闇だと私は思っています。

 

極端に言えばこんな私でも先生に一言助言するだけで、介護度を変えられる力はあります。

しませんけどね。

 

そんなテクニックも現場には事実としてあります。

 

またおいおい、その辺は別でお話させていただけたらと思います(笑)

リスクが高すぎてここでは書けません。

知りたい人がいればですけどね(´ー`)

特養入所のための正しい正攻法

ブラックな方法ではなく、正しい正攻法は

  • 入りたい施設のデイサービスを使う
  • ケアマネをその施設の方を選ぶ

このあたりは「人」を使うワザとも言えます。

 

あとは先ほど紹介した優先入所基準を見てもらえれば、逆算していくだけですね。

やろうと思えばできる項目はあります。

 

例えばサービスの利用率であれば、

サービス利用が少ない⇒そこまで介護負担はない人

と見られてしまうと解釈できますよね?

 

ですのでサービスをあまり使っていない場合には、

デイサービスやショートステイを増やしてみる

という方法も特養への優先順位を上げる効果はありそうです。

 

また家族の状況についても「仕事の有無」「育児状況」などの条件が判断基準に入っていることが多いです。

これらのことを踏まえて、仕事や育児の状況をみながら特養申請のタイミングを見計らうのも一つの効果的な方法と言えそうです。

 

 

ちなみにこの基準は地域ごとに違っているので、

「自分の地域名 特養 基準」

などで検索をかけると、探せると思います。

 

その基準から逆算をして、うまく申請をしていくといいかもしれません。

 

そもそも特養ってそんなにいいところ?

 

最後にあなたに聞きたいのは、

そこまでして特養に入れたい理由は?

 

 

 

安いからですか?

ずっと見てもらえるからですか?

他の人が申し込んでいるからですか?

 

その考えのままだと、将来的に失敗するリスクは高いと断言します。

 

なぜあなたがその施設を選ぶのか?

 

ここでしっかり答えられなかった人は、私が数多く出会った「施設選びを失敗した人」に共通している部分が多いと思います。

今後そういった部分をまとめて、皆さんに提供できたらと考えていますので、今後もLINEを見ていただけたら嬉しいです(*^-^*)

 

今回はここまで★

特養の裏情報と成功法をお伝えしましたが、少しでも参考にしてもらえたらと思います(´ー`)

読んでいただきありがとうございました!

 

この記事を書いている人
管理人 さやみん
管理人 さやみん
現訪問看護師 ケアマネジャー 元退院調整看護師
総合病院勤務の時に1000人以上の患者様、ご家族様からの介護・病気・終活などの相談に対応。 「その人らしい生き方」「介護で苦しまない」をモットーにアドバイスしています。 治療も介護も正解はない! 「これでよかった」と思える人を増やすべくネット上で活動しています。
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