アメブロでも何度か告知していましたが、今回は親の生活を見守るということをテーマに書いてみようと思います。

「親の生活を見守る」ってどういうことって思いますよね?

できるだけ、わかりやすく説明をしてみたいと思います。

 

親の生活を○○するだけで1000万円の損得が変わる

これも、アメブロでちょっと話しましたが、例えば施設に入居すると場合、高額な施設は入居金だけで云百万~1000万円ほどかかります。

そして毎月10~30万円程度の費用が発生していくことに・・・

 

この辺はすでに理解されている方も多いと思います。

ではあなたはどうなったら親を施設に入れたいと思いますか?

 

 

データとして言うと

 

みんなの介護より引用

という結果があります。

 

多くの方が

  • 介護度が上がった
  • 自宅での生活が困難になった

という理由で施設入居を決めているということがわかります。

 

つまりすでに介護のトラブルが起こっているような状況になった時に焦って施設を見つけて入居しているようなイメージが付きますよね。

さらに付け加えると、このような介護トラブルが起こる分岐点というのは「病院」が大きく関係してきます。

 

介護トラブルの多くは「転んで骨折⇒入院」「病気で入院したら体力が落ちて歩けなくなった」このようなシチュエーションが多いですね。

そして病院というものは一刻も早く退院をさせる場所なので、家族の方がパニックになったり誰にも相談もできずに、言われるがまま「空いている施設や病院」へ流されてしまうケースは毎日のように見ています。

 

言いたいことはやまやまですが、今回は「見守り」がテーマなのでサクサク行きましょう(*´▽`*)(笑)

 

 

ではこの入居のタイミングとなる「介護トラブル」の発生を遅く出来たらどうでしょう?
同じ80歳で亡くなると仮定をしても、
  • 70歳で認知症になって10年間施設で生活をする
  • 78歳まで自宅で元気に過ごし、2年間だけ施設で過ごす

 

どちらが経済的か当然の結果ですよね。

 

もちろん本人が施設へ入りたいと希望すれば、その選択も間違ってはいません。
しかし多くの高齢者の場合、できるだけ住み慣れた自宅で過ごしたいという希望があります。

元気に自宅で過ごせる期間が長くなればなるほど、あなたの経済的な負担、介護の不安も少なくて済むことに。
もちろんご本人の生きがいや大好きな自宅での生活を守ることに繋がり、自宅で長く過ごすことが本人・家族にとってお互いに大きなメリットがあるのが分かっていただけたと思います。
でも
本当にそんなことが出来るの?
と思った方。

 

あるケースを紹介したいと思います。

肺炎で入院した超高齢女性のお話

 

 

ある女性の患者、Aさんは、なんと90代でお一人暮らし!

緊急入院となり、酸素も使いはじめ、ほぼベッド上でしか動けなくなってしまいました。

 

主治医は家族にこう面談をしました。

 

医師「Aさんは高齢で今回の入院で体力も落ちてしまったので、自宅は無理だと思います。ソーシャルワーカーもおりますので、施設などを一緒に検討した方がいいでしょう。」

 

娘さん「でも、今まで元気に自分で生活出来ていたんですよ?もう戻れないですか?先生。」

 

医師「このお年で肺の機能も低下してますので、難しいと思いますよ。よく相談さなってみてください。」

 

 

その後、私らとお話をした娘さんはこういいました。

「お母さんは自宅に帰りたいって言ってるんです。もともとサービスも使っていましたし、私は大丈夫だと思うんです!」

と。

 

正直、私はこの言葉を聞いて

「娘さん、ご本人の状況をあまり理解できていないのかな?」

「こんな状況で帰っても、また入院で戻ってくる・・・」

と感じました。

 

 

よくこのブログでも書いていますが、遠方であまり親のことを見てこなかった家族が入院して

「今まで大丈夫だったんだから問題ない」

本当に必要なサービスを拒否して退院し、結局生活が出来ずに再入院になるケースがあるんです。

それに近いと感じていました。

 

しかし、ケアマネさんの言葉で状況は変わります。

 

ケアマネ「Aさんはもともと一人暮らしでしたが、リハビリに通ったり、ヘルパーを使っています。家族も本当に協力的で、娘さんは毎日お母さんに仕事帰りに会いに行っているようです。」

 

そして

「今どんな状況ですか?

少し退院まで日にちがあるようなら、それまでリハビリをしていただけませんか?

その状況によって私らも判断しますので。

そして、一度面会させていただきたいのですが。」

 

 

これを提案できるケアマネさん、10人に1人いるかな?(笑)

 

 

そして数日間、当院でリハビリをしたAさん。

歩行器を使って歩けるようになり、その状況を見に来た家族とケアマネさんも嬉しそうに納得をして自宅退院になったわけです。

(サービスの調整はしましたが)

 

このAさん、そのままだったら確実に施設入居でした。

だって私らも主治医も全員が「自宅は無理」と思っていたから。

 

「何が自宅退院を可能にさせ、施設入居を回避できたのか?」

 

それは家族の熱意もそうですが、ケアマネの専門的な視点とマネジメントのスキル。

何より元気な時から家族とケアマネがAさんのことを理解して見守り、サービスにつなげていたから、と私は感じています。

 

元気なうちから「見守る」、「気づく」、「つなげる」ことが未来を変える

なんとなく言いたいこと、伝わっているでしょうか?

高齢者が長く元気に自宅で過ごすために家族ができること、まとめてみます。

家族の観察

当たり前ですが、家族が本人の生活や状況を気にかけることが基本です。

何もAさんの娘さんのように「毎日見に行く」とか気負う必要はありません。

 

半年に1回帰省するのであれば、その時に「ここだけは注意して観察しよう」というポイントだけ観察する。

⇒書ききれないのでまた今度。m(__)m

 

見守り自体が無理なのであれば、見守る「何か」を利用したり、相談をしておく。

その「何か」は下の内容とも共通します。

 

専門的なサービスと「人」の活用

元気なうちに適切なサービスや人を巻き込んでおくことも必要です。

それは「元気に歩けるうちから無理やり介護サービスを使いましょう」、ということではありません。

 

私たちは「インフォーマルな資源」とも呼んでいます。

今は遠方に家族がいて、なかなか本人の状況がわからないという方も多いですよね?

 

そんな時こそ、例えばご近所の民生委員さんとか、ご本人の友人などと連絡を取り合ってみませんか?

きっと本人にはお友だちや社会的にお付き合いしている人、いますよね?

 

そういった人を巻き込むんです。

 

何もお金をかける必要はありません。

田舎は田舎でしっかりコミュニティが作られていることが多いです。

 

 

またはかかりつけの先生。

あなたは親の病気やお薬の内服状況を把握できていますか?

でもそういった医療の情報こそ、介護のマネジメントで何より大切です。

 

この前は「認知症」の診断が下りている60代の方で、こちらから家族に声をかけるとお子さんらから、

「お父さんが認知症ですか?」

というように、親の病気を何も知らかったというケースもありました。

 

ご本人が強く信頼している人、つながっている人を巻き込むことで、いざという時に協力してくれる味方となり、気づいてくれる大切な人となるわけです。

人とのつながりが薄くなりすぎている今、あえて私はここを強調したいですね。

 

どうしてもそういったことまで出来ない!という人は地域包括支援センターなど、地域に活用できるシステムは存在します。

 

ただし、そこにいるのも人。

相談しに行ったときに、事務的に対応されるか、親切に話を聞いてくれる人かどうかはわかりません。

 

サービスにつなげるマネジメント

そうやって見守っていく中で適切なタイミングで適切なサービスにつなげることが重要になっていきます。

 

このマネジメントができる人というのは、知識や情報を適切に持った家族自身ケアマネジャー介護スタッフ病院地域包括支援センターなどがあげられるでしょう。

  • 今の状況で何が必要なのか?を考え、
  • 今までの変化の様子から、サービス導入のタイミングを見極める
  • ご本人の全体像を考察し、今後の予測を立てていく

このようなことが必要になってきます。

 

一番は本人と「語っておく」

あと、忘れてはいけないのは、語ること。

 

何を語るかって?

それは「終活」です。

 

元気なうちに「病気になったら」「死んだら」なんて話、できないよ!!

と思いませんでした?

 

じゃあ親が弱った時に、死ぬ話ができますか?

  • 死んだらこの家どうするの?
  • 親父、畑以外に土地とかないよね?
  • もしお母さんがぼけちゃったらさ、私どうしたらいい?
  • ねぇねぇ、いつか動けなくなったら、施設とか入りたいって思う?

 

こういった大事な話って、元気な時にしかできないんです。

冗談交じりだっていいじゃない、でもそこに本心は見え隠れするものですから。

 

その想いや希望を少しでも知っているかどうかによって、いざという時に行動できるかが決まってくると思います。

すべて介護はケースバイケース

ココを読んでいる方の中には、

「なんかわかりづらいな~」

と感じている人もいると思います。

 

それもそのはず。

私は具体的な項目を挙げていません。

 

例えば、

「杖を使い始めたら介護保険を申請しましょう」

と書けば確かにわかりやすいですよね?

 

誰でもその項目にそって行動できます。

 

 

でもそれじゃ介護じゃないんです。

 

そんな簡単なマニュアルで片づけられるほど、介護問題って簡単じゃないと日々感じています。

 

家族状況、本人の気持ち、病気、社会、経済的な事情、いろんなことが混ざり合って複雑化している今の介護問題で、私が大切にしたいのは、

 

その人が何を思ってどのように過ごしたいのか?

そのためにはどんなものが使えるのか?

今後どのようなことが予測されるのか?そのために今できることは?

 

こういった個別性まで考えたサポートです。

 

先ほどマネジメントができる立場の人として「家族」も挙げました。

誰よりも本人のことを知っていて、何をしてあげたらいいのか、という理解と強い思いを持てる人こそ「家族」です。

 

その家族が適切な知識や情報を持って、サービスや人を選択し、活用していくことがここのテーマでもある「見守り」であり、結果として、介護予防であったり、住み慣れた自宅で長く過ごすことにつながると思います。

 

そのために必要な知識と、情報を今後もお届けしていきます。

 

今「何をすべきか」で悩んだら

ここまで読んでいただき、今自分に何ができるのか、と少し考えるようになった方。

 

そこを一緒に考えてみませんか?

一人で考えてもきっとわからない。

だからと言って身近にそんなことを相談できる人もいない。

 

 

そんな方のために、同じ立場の家族が一緒に考え、知識を身につけていくためのサロンを作りました。

ここを使うことで

  • 今の自分が何をすべきかがわかる
  • 同じような立場の人のアドバイスが聞けて、安心感につながる
  • ネットや窓口では絶対に教えてもらえない入院や施設、介護関連の裏情報がわかる

こんなメリットがあります。

 

もし興味がありましたら「はぴかいサロン」について少し見てみてください(^^♪

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もしここを読んで、「自分の親、大丈夫かな?」「ちょっと相談したい」「今使えるモノって何だろう?」という方がいましたら、LINEで個別の対応も可能です。

気軽にメッセージくださいね(*´▽`*)

 

今回も長文ですが読んでいただきありがとうございました!

一度に書くとわけわからなくなるので、少しずつ身につけていきましょう!