よくある質問と相談事例

実家の持ち家はやばい!!相続しないならどう処分するか?

さやみん

「親がいなくなったら、実家はどうするんだろう」

「自分があの家をどうにかしなくちゃいけないのかな?」

こんな実家の悩みを抱えて、将来への不安を感じていませんか?いくらボロボロの家と言っても、その実家はれっきとした不動産であり、放置することも許されないし、売買するにも法的な流れを踏む必要があります。

そんなに面倒くさいんだったら実家を継いだ方が楽じゃないのか?と感じてしまう方もいるかもしれませんが、それこそ「ヤバい」考え方なんです。

今回はそんな実家を「持ち家」として継ぐヤバさ・リスクをお伝えしたいと思います。

そのうえであなたがどのように実家を処理していくのかについて今一度考えてもらうきっかけになればと思います。

実家を持ち家にするのはリスクしかない!持つ前に捨てることを考えよう

あなたはこれからの少子高齢化の日本で古い家が売れていく時代になると思いますか?

もしあなたが実家を継いだとして、万が一要らなくなった場合に売れると思いますか?

・・・

そして今売れるのであれば、これって絶好のチャンスだと思いませんか?

 

あなたが数年後、あるいは数十年後に実家を手放そうと思った時に「立地よし」「人気あり」の物件で不動産会社に買い取ってもらえる自信があるなら、このお話はきっとあなたには必要ないでしょう。

でも少しでも「売れるのかな?」という不安を抱いているならば、このまま実家の対応をずるずる先延ばしにしたところで状況が良くなることは絶対にありえません。

詳しくは下記で説明しますが、あなたは実家を持ち家にしようと考えたところで、将来的に負担が重くなるだけのことが多いのです。さらには家を売ろうと思っても、今売るのか、数年後に売るのかで値段がや税金が100万以上も変わってきます。

確かに家を持っていればこの先の安心につながりそうな気はしますが、残念ながら今「空き家」が溢れかえっている日本で、「売れないかもしれない家を持つ」という発想がいかにリスキーなのかをもう一度考え直してみて下さい。

出来ればすぐでも自宅がいくらになるのかを査定してもらい、希望価格で売れるのであれば出来るだけ早期に手放すことをお勧めします。無料で出来る不動産査定(いえかつライフ)などのツールを利用して、今の家の価値をまずは調べてみましょう。

「田舎だから」「もう古いし」と思っている方でも、売れる可能性は十分にあります。このような相続問題などで難しい物件でも、査定をしてもらえるのがこのいえかつライフの強みです!

[clickliscode color=”orange” type=”mouse” url=”https://townlife-aff.com/link.php?i=5bbee03b1681b&m=5c7b1ac7ae5d0″ target=”_blank” rel=”nofollow”]無料でいえかつライフの不動産の査定をしてみる[/clickliscode]

実家を持ち家にするリスクがよくわからない方も多いと思うので、「実家の持ち家がヤバイ理由」について具体的に説明していきます。

 

元々実家は親や先祖のもののはず!名義が違えば相続が絡んでくる

最初に確認しますが、実家はあなたの持ち物ではありませんよね?きっとあなたのご両親やまたそのご先祖様の名義になっているのではないでしょうか。

そして現在住んでいる親が居なくなった時には
「実家を自分でもらおう(その家を継ごう)」

と考えていませんか?しかし実家を自分のものにするとなると、そこに相続が絡んでくることになるんです。

自分以外の名義のものを自分が譲り受けるということになるため、相続すると相続税という税金も発生してきます。

実家に住むか住まないかでヤバさが変わってくる

もちろん、相続をしてその実家を譲り受けること自体は何ら問題はありません。

しかしそこにあなたが今後、将来的に住むかどうかが問題になってくるのです。

あなたが将来的に、自分で住み続けたい!という意思があるのであれば、相続をして問題ないでしょう。

しかしあなた自身が、
「相続をしたとしても、今後もしかしたら家を出るかもしれない」
「結婚をして他の人と一緒に家を建てるかもしれない」

といった可能性が少しでもあるならば、実家を自分の持ち家にしてしまうのはとても危険な行為と言えます。

先程、相続のお話をしましたが、相続をして自分の持ち家にとなった場合、そこに住み続けることが条件であり、もしそこで空き家になってしまった場合には、将来的に自分で固定資産税を支払っていくか、あるいは売却をしなければいけません。

ところが空き家になってしまった家を売る場合には、誰かが住んでいる場合に比べ数百万もの税金の差が出てきてしまうのです。

今一度しっかり自分が住み続けられるかどうかを考えることが重要

実家持ち家にするメリットとデメリットをここでまとめてみたいと思います。

このメリットとデメリットを比較し、自分のにとってどちらが都合がいいのかを改めてよく考えてみる必要はあります。

実家を持ち家にするメリット
  1. 家賃などかからず、簡単に済むことができる
  2. 今まで住んでいたため、住み慣れた環境になっている
実家を持ち家にするデメリット
  1. 相続をする際に税金がかかる
  2. 将来ずっと固定資産税を払わなければいけない
  3. もしその家を手放したくなった時には更に税金がかかる(空き家になってしまった場合には、住んでいる場合に数百万もの損失がでることも・・・)
  4. 場所や立地により売りたくても売れない(その間ずっと固定資産税は発生します)

このように考えると安易に実家をお持ちにするのではなく、慎重に考え、少しでも自分が将来他の場所へ進む可能性があるのであれば、親が住まなくなった時に実家を手放すという選択肢を考えてみてもいいのではないでしょうか?

今家を売るなら100万単位で得をする

このサイトでも実家や空き家のことについて様々な記事を書いてきましたが、家を売るタイミングを間違えると失敗することになります。

それは家に誰も住まなくなってから3年目が過ぎてしまうと譲渡税という多額の税金が発生してしまうためです。

(「空き家の譲渡所得の3,000万円特別控除」と呼ばれています。)

多額のと言っても、「きっと高額な土地や家屋、または資産家だけの話なんでしょう?」と考えてしまっていませんか?

この譲渡税は資産関係なく一律ですべての人に発生する税金なんです。

普通のごく一般の土地で、例えば土地込みで家屋が3000万円で売れたとします

そうすると、その譲渡税というも売却額の20%になるため、約600万円が税金として差し引かれてしまうことになるのです。

さらに土地や家屋代が安く査定され1000万円で売れたとしても、そのうちの20%、200万円が売却額から引かれるため、実質800万円しか手に入らないことになります。

いつか売るなら今売った方がいい理由

つまり将来的に親やあなたが住まなくなってから3年以上経過してしまうと、

  • 売っても税金を引かれて利益が少なくなる
  • 売れなければ、ずっと固定資産税を払い続けなければならない

という大きなデメリットがあるのです。

 

これが誰かが住んでいるという条件ももとであれば、この税金はかかりません。正確には住まなくなってから3年が経過した段階からこの譲渡税というのは発生してきます。

これを聞いて「3年の猶予があれば売れるでしょう」と思いませんでしたか?

今の日本には空き家が溢れかえっています。

そして今後も減少することはないでしょう。

今後の日本で空き家を3年以内に売却することがどんなに困難か、考えれば容易にわかるはず。

 

数年後には今よりもっともっと家を売ることが困難な時代になっていくのです。

なら売れるうちに売却してしまった方が絶対に損をしませんよね。

すぐには売らないにせよ今の実家がいくらくらいになるのかを知っておくことは今後のためにも重要です。実家の価値を知りたいと思った方は、いえかつライフのようなツールを利用して、実家の価値を見てもらいましょう。

[clickliscode color=”green” type=”mouse” url=”https://townlife-aff.com/link.php?i=5bbee03b1681b&m=5c7b1ac7ae5d0″ target=”_blank” rel=”nofollow”]無料の不動産査定をしてみる[/clickliscode]

※査定をしたからと言って必ず売却をする必要はありません。家の価値を査定をしてもらうだけの方もたくさん利用しているので安心して利用することが出来ます。

 

親の家を売るなら「住めなくなった時」と「施設に入った時」がベスト

ここまで、実家を持ち家にすることについてのリスクをお伝えしてきました。

そして売却する場合、そのタイミングで大きな損失が出てしまうということもお分かりいただけたでしょうか?

では親が住んでいる実家を売却する場合にはどのタイミングがいいのでしょうか?

それは

  1. 親が病気などで実家に住めなくなった時
  2. 施設へ入居し、自宅に住まなくなった時

が一番理想的といえるでしょう。

その理由は

  • 相続の手間や費用がかからない(本人が生きているうちに売却できるのが理想的)
  • 実家を放置する期間が少ないため、比較的状態が良く高値で売れる可能性が高い

このような理由があります。

ですので、今一度実家を持ち家にするヤバさを認識してもらい、実家を売却してもいいかなと感じた場合にはすぐに売却のための査定などを勧めていくようにしましょう。

実家の売却で利益を出したいなら不動産一括査定を使うべき

実家を売却したいと思った時に、その名義や相続なども絡み、税金などの費用が複雑に発生してきます。

実際に私も自分の親のことで相続や不動産について調べてはみたものの、素人にはとてもとても理解が出来るものではありませんでした。

すべて一律で「税金〇〇万円!」とかって決まっていれば楽なのでしょうが、

  • 自宅の保有年数
  • 住んでいた年数
  • 自宅の価値
  • 名義人
  • 相続の有無

などさまざまな条件によって発生するお金が変わってきてしまうのです。

そのため、むやみに素人が自宅の売却を独断で進めるのではなく、ファイナンシャルプランナーや税理士、不動産鑑定士などの専門家に依頼してしまうのが得策といえます。

「知り合いにそんな人はいない」という方でも大丈夫。

この「いえかつLIFE」の一括査定を利用すれば

  • 全国の多数の不動産業者の中から、売却してくれそうな不動産業者を選び一括で土地を査定してくれる
  • 相続や空き家問題で売却が難しいような物件でも積極的に対応
  • 早く売却したい方向け
  • 登録も1分ほどで簡単に出来る

といった特徴があり、相続や空き家問題で悩んでいる方の心強いサポーターを探すことが可能です。

実家の相続問題で悩んでいる方はぜひ登録してみては?

[clickliscode color=”orange” type=”growing” url=”https://townlife-aff.com/link.php?i=5bc00d405bfdc&m=5c7b1ac7ae5d0″ target=”_blank” rel=”nofollow”]不動産を売るための一括査定サイト「いえかつLIFE」へ[/clickliscode]

まとめ

親の住んでいた家の場合、なかなか「手放す」という選択肢は考えにくいと思います。親が大事にしていた思いや、自分が育った思い出もあり無くしてしまうのは寂しいですよね・・・

でも私自身もこの譲渡税のことなどを知り、実家は相続しないことに決めました。親が実家に住めなくなった時には潔く実家を売却していこうと思います。私の父もまだ実家に1人で暮らしていますが、このような問題は突然に降り掛かってきます。そうなった時に慌てないように、親が生きているうちから知識を得たりツールを活用して行きましょう。

この記事を書いている人
管理人 さやみん
管理人 さやみん
現訪問看護師 ケアマネジャー 元退院調整看護師
総合病院勤務の時に1000人以上の患者様、ご家族様からの介護・病気・終活などの相談に対応。 「その人らしい生き方」「介護で苦しまない」をモットーにアドバイスしています。 治療も介護も正解はない! 「これでよかった」と思える人を増やすべくネット上で活動しています。
記事URLをコピーしました