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【非公開】施設入居で騙されない・強制退去させられないためのポイント

さやみん

こんばんは、さやみんです。

アメブロやインスタでも少しお話した「施設入居」のことについて、今回はお伝えしていこうと思います。

 

施設入居でよくあるトラブル

施設なんてどーでもいいじゃん!

と思っている人に、ちょっとだけリアルな真実を。

 

施設入居は「入ったらおしまい」なんてことは、ほぼゼロです。

だって、入居するのは人間ですから、入居基準にずっと適応する状態でいる方が難しいですよね?

 

認知症になった

癌になった

入院した 

手術をした

寝たきりになった

もう亡くなりそう

 

こういった変化で、たくさんの入居者とその家族がトラブルに合っています。

そして、私はこのような方々の入居支援や施設側とのやり取りを嫌と言うほどしてきました…

 

だから今、こうやってリアルな施設の善し悪しを皆さんにお伝えできているわけで。

偉そうに書いていますが、本当に施設はピンキリですよ。

あ~この施設はお金だけが目的なんだな、という施設さんも山ほどいますし…

 

だから絶対に

「今ならあと一部屋ですよ~」

なんて言ううたい文句で入居を決めないでくださいね。

 

入居した後に退去させられる

体調や状態などが変われば、施設の入居基準に合わなくなる場合も当然あります。

そうなった時にどうなるかというと

「この状態では入居継続できないので、退去してください」

と言われます。

看取り可の施設でさえ、普通に退去を命じます。

家族の意見など聞きません。

 

云百万、云千万という入居金が水の泡…

 

そんなケースもたくさんありました。

 

契約した時と話が違う(方針・お金・サービスなど)

「寝たきりになっても、認知症になっても、お亡くなりになるまで入居できますよ。」

 

そんな風に言う施設ほど私は危険だと思っています。

 

よくそんな適当なことを言うよね、と。

施設側の運営状況も変わるので、絶対とか約束という言葉は信用できません。

 

実際に「看護師が常駐していますから!」と自信満々の施設へ、糖尿病の方の入居を案内したら

「夜中のインスリンなんてできません」

と言われました。

(重度の糖尿病の方は時にスケール打ちと言って、血糖値を決められた時間に測定し、その値に応じてインスリンを投与する方法があるんです。)

 

また

「入居費用は15万円(月額)です。」

と言われて入居を決めたのに、実際の請求額が20万円を超えたとクレーム交じりに訴えに来たご家族もいます。

 

このからくりはよくある手口ですが、詳しくは別途の施設入居セミナーで詳しくお伝えしています。

興味がある方は、参加してみてくださいね。

 

入居した本人が嫌がる

それと、施設側の問題とは少し違うかもしれませんが、入居してみたら

「想像していたのと違う」

ということで、本人が嫌がってしまうケースもあります。

これは仕方ないと思うかもしれませんが、しっかり事前のチェックと、計画性が大切。

 

なぜ嫌がるのか、というところも突き詰めていくと、根本的な解決につながったりします。

 

施設選びで大切なこと

じゃあ施設選びはどうすればいいの?

ということで、本題に入ります。

 

どこを見て決めるか

まずここを読んでいる方が、どんな施設に入居したいか、ということが一番大事。

多くの方は「お金」で選んで、「設備やサービス」を見て決めていきます。

 

よくあるパターンは

15万円以下で入居できる施設は?

その中から2つを適当に見学

「お、ここ綺麗でよさそう!家からも近いし決めた!」

入居。

 

これがそもそも間違い。

 

人を介護するのは「人」

 

本当に大事なことを書きます。

入居後の安心感につながるものは、建物でも、食事でも、エステとか余分なサービスでもありません。

 

介護をする人間です。

トイレ介助から、お風呂、一緒にレクリエーションをして、見守ってくれるスタッフです。

 

私は極端な例ですが、

どんなに新しくて、部屋から海が見えて、一流のシェフが美味しい食事を提供してくれる施設があったとしても、

そのヘルパーや看護師、さらには管理者の質が悪い施設は絶対に選びません。

 

 

それよりも、小規模で、建物が古くても、スタッフが少なくても、

人望がある施設を選びます。

 

例えば働くスタッフがこんな感じの…↓

 

「○○さん(管理者)なんですけど、

この前利用者さんが奥さんとの思い出の地に行きたいって言ったら、

○○県(車で1時間以上かかる)に、利用者連れて行ったんですよ?

すごくないですか?コレその時の写真です!(写メ見せてくれました、すごいいい笑顔!)

ビックリするけど、そういうことできる管理者すごいと思うんですよね~」

 

と若いスタッフに言われてしまうような、そんな施設や管理者にあこがれるんです。

そんな施設は不思議と、スタッフさんも固定でずっと管理者を慕って働き続ける傾向があるように見えます。

 

そしてそういった施設では、「強制退去」で利用者を見放すなんてことをしないんですよね。

「人を見ている」からこそ、

状況が変化しても「また戻ってきてほしい」と声をかけてくださることがとても多かったです。

 

見えないだけで、こんなに熱い人間が近くにいるんだ、そう思わせてくれる出来事がたくさんありました。

 

何度も大事だから言います。

介護は「人」がするんです。

 

施設によって「想う未来」が全然違う

そして熱い想いを持っている人間には目指すものがあります。

「こういった介護・看護をしたい」

「利用者にこうなってもらいたい」

そんな未来です。

 

それは

リハビリで回復をめざすのか、

穏やかに自然なままの生き方を目指すのか

にぎやかにワイワイと大勢で過ごすことを目指すのか

 

それによって、未来が違ってきます。

 

それを本人家族と一緒に考えることが、入居後数年した時の幸福度に影響すると私は思っています。

 

施設選びのチェックポイント

ここまでちょっと熱く語ってしまいましたが、ついてきてくれているでしょうか?

実は私は別途で、「2週間で幸せになる施設を選ぶためのセミナー」をさせていただいております。

 

このセミナーは2週間のメルマガを通じてお送りしているもので、私の知識、情報120%を詰め込んでお話しています。

ですので、今まさに「施設を探したい」「ちょうど探しているところ」という方はこちらを読んでもらった方が、確実に失敗リスクは少ないと思います。

 

ただ条件は

「本気で施設を探している人」
「自分で納得できる施設を見つけるためにちゃんと動ける人」

だけが対象です。

興味がある方はこちらからどうぞ↓

施設入居セミナーについて

 

そしてそのセミナーで紹介している、意外と見落としがちなチェックポイントの一部をここで紹介してみたいと思います。

どうなりたいかを聞いてくる施設

目の前のお金にしか執着しない施設は、「早く入居する」ことだけを目的にしています。

一つでも空室があれば、すぐにでもそれを埋めたいんですよね。

 

なので、そういった施設が声をかける際は

「なるべく早く入居しないと、埋まってしまいますよ?」

とか、どのような状態かお伝えしても

「あ~はいはい、大丈夫です。入居できますよ。」

というような二つ返事をしたりします。

 

逆に、長く深いお付き合いをすることを前提にしている施設は

「どんな状態ですか?病状や治療は?」

「今後動けなくなった時にはどうしたいですか?」

「うちでは点滴はできますけど、経管栄養はできません。そこまで希望されますか?」

といったことまで、詳しい質問があったりします。

 

選ぶ側とすると、「いろいろ聞かれて面倒くさい」を思うかもしれませんが、これが入居者を本当に思っている証拠です。

逆にいうと、ここまで確認してくれるからこそ安心して預けられると言えると私は思っています。

 

 

入居者の爪が綺麗

最後に一つだけ、施設選びの細かなチェックポイントを。

(全部知りたい方はぜひセミナー受講してみてください←PRし過ぎでごめんなさい)

 

意外とみなさん見落としがちですが、ケアが行き渡っている施設ほど、入居者の爪が綺麗なんですよ。

いい加減な施設やスタッフほど、爪に関心がなくて伸び放題だったりします。

これ、緊急入院した患者さんの爪を見ても同じことが言えて、

「魔女かよ!」

と突っ込みたくなるほど伸び放題の爪の入居者を見ると悲しくなりますよね。

誰も気づかなかったのか、と。

ぜひ施設を選ぶ際には、他の入居者さんの爪も見てみてほしいと思います。

正しい情報と知識を持って選んでください

医療も介護も、これからの時代には選ぶ側の視点が重要になってくると私は思っています。

今までは病院や医師の言うとおりにしておけば間違いない、窓口がなんとかしてくれる、それでよかったかもしれませんが、今後は介護業界は闇が多くなるような気がしています。

 

確かに需要はありますが、そこで働く人の劣悪な環境や人材不足などを考慮すると、本当にいい施設やサービスを見極める力がないと、カモにされるだけ。

そのための情報と知識を持って、自分で判断していってほしいと思います。

 

ちなみに私は誰でも、いざという時に情報が入手出来て、相談できるネットのサービスを目指しています。

とはいっても、ただのナースでしかない私はこうやって情報を発信することしかできません。

 

今後もしみなさんの協力をいただけるようでしたら、もっと使いやすいコミュニティサイト(Q&Aがすぐに書き込める、見れるようなもの)を作っていこうと動いているところです。

そしていつかは、そこにサービスを提供する側の、頑張っている施設や業者さんも交えて、こんなやりとりができるサービスを目指していきたいんです。

ったらいいな、と思うシステム

親の退院先に困ってます!(相談)

その状況だとリハビリ次第で自宅に戻れそうですね!
自宅退院が難しければ、転院して準備の期間を作りますか?(専門家の回答)

○○さんの地域だと、コロナ禍でも、オンライン面会が出来て
自立に向けたリハビリに積極的な施設あります!(地域の情報を提供)

見学やお試し入居できますか?(地域と繋がる)

 

こんなことができるサービスにしたいと思ってるんです。

無謀かもしれないけど。

そのために、少しずつですが下準備を進めているところです。

 

皆さんに発表できる段階になったら、またお知らせしますね!

「もっとこんなことがあったらいいな」とか

「こういうシステムにして」とか

リクエストなどありましたら、気軽にメッセージください!

 

最後は自分の夢語りになりましたが、皆さんのサポートで頑張っていけてます。

どうか今後ともよろしくお願いいたしますm(__)m

この記事を書いている人
管理人 さやみん
管理人 さやみん
現訪問看護師 ケアマネジャー 元退院調整看護師
総合病院勤務の時に1000人以上の患者様、ご家族様からの介護・病気・終活などの相談に対応。 「その人らしい生き方」「介護で苦しまない」をモットーにアドバイスしています。 治療も介護も正解はない! 「これでよかった」と思える人を増やすべくネット上で活動しています。
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