入院の時にスリッパやクロックスはOK?看護師が教えるおすすめシューズとその危険性とは
入院の時に必ず必要になるものといえば、衣類と靴ですよね。
衣類についてはまた今度お伝えするとして、今回は靴についてのお話です。
入院中の履物ってみなさんどれでもいいと思いがちですが、看護師から言わせてもらえば履物こそちゃんと考えて準備をしてほしいものです。
今回は入院中の履物について書いていきたいと思います。
スリッパやクロックスはいいのか悪いのか
入院される方の年齢にもよりますが、一番怖い事態は
「転倒して転ぶこと」
です。
それを考えてもらうとわかると思いますが、スリッパやクロックスって転びやすい履物だと思いませんか?
スリッパやクロックスのように踵がない履物は、歩行時も安定せずちょっとしたことで脱げ安かったり、また底が平らなのもあって滑りやすいという危険があります。
なので看護師としてはスリッパやクロックスは絶対に避けて頂きたい履物なのです。
「そんなのいつも履いているから転ばないよ~絶対に大丈夫!」
と思ったそこのあなた!
実際に病院内で転んでる人は必ずそういって看護師のアドバイスも聞かずに自分の履きたいものを履いている方でした。
病院で転んだらどうなる⁉
まず自分に降りかかる災難としては、けがや骨折などがありますよね。
そこまで大ごとにならないとしても、1回でも転んでしまった場合には、その後看護師から厳しいチェックと生活の見守りをされることになります。
看護師は患者さんの安全を守ることも仕事です。
実際に患者さんが転倒してけがを負うリスクがあるとしたら、その危険を少なくしなければいけません。
するとどうなるかというと、トイレなどに行く際には必ずナースコールを押して看護師を呼んでもらうなどの看護師の見守りが必要になります。
そんな面倒くさいことは嫌だ!という場合には、行動センサーというものをベッドに取り付けて、あなたが動こうとしたときにセンサーがなって看護師が来るなど、かなり行動を監視される生活を強いられるようになるのです。
これも患者さんの安全を守るためです。
そのくらい看護師にとって転倒というトラブルは大ごとなのだということも理解しておいて下さい。
おすすめなのは踵があるシューズ
転ぶと入院生活でも面倒なことになるのがわかっていただけたと思うので、出来れば看護師から小言を言われずに気持ちよく入院生活を過ごしたいですよね。
やっぱりおススメなのは踵があるシューズです。
高齢者の方に人気なのはこちらの「あゆみ」という靴。
柔らかい素材で出来ていて、履きやすく、安全に歩けると人気の靴です。
使い心地や感想などはこちらの記事を参考にしてみて下さい。
スリッパなんて絶対ダメ!高齢者の入院におすすめな転倒防止シューズ「あゆみ」の靴とは
そこまでダサい靴は履きたくない!まだ若い!という方におすすめなのは、 こんな携帯用スリッパも退院後も活躍出来ておすすめです。
まとめ
みなさんも入院する際は、病院のルールを確認して、安全に入院生活が送れるような靴を選ぶようにしましょう。
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