病院でWi-Fiは使える?入院中におすすめのレンタルWi-Fiと注意点 スマホ・パソコンの持ち込みはこれでOK
入院中、何もやることがなくて暇だ~と嘆いている方は多いと思います。
実際に私が看護師として病棟で働いているときには、ほぼ入院中の患者さん全員が入院中の時間つぶしに悩んでいました。
そんな方におすすめなのが、ネットで動画や映画などを楽しむという方法。
今までネットで動画などを見たことがないという方でも、入院中にすることがないという場合にはぜひ試して欲しい暇つぶしです。
その理由は、
- 映画も動画もかなりジャンルや種類が多く、必ず自分が好きなものが見つかる
- 1本の映画なら簡単に1時間以上の時間をつぶすことが出来る
- 安静中の場合でも、時間をつぶすことが出来る
ということがあります。
実際に私も切迫早産で入院中(過去3度)、24時間点滴で歩くことも許されない絶対安静の状態で、この動画や映画には本当に助けられました。
今回は入院中にネットを利用するルールと知っておいた方がいい注意点、さらにおすすめなネット接続サービスを紹介したいと思います。
入院中にスマホやパソコンを持ち込んでもいいの?
入院中にスマホやパソコンなどの電気機器を持ち込めるかどうかは病院によって異なります。
大きな総合病院などは基本的に持ち込みはOKのところが多いですが、スマホはいいけどパソコンはダメとか、病棟に申請を出して許可が下りれば使用可能など、条件は病院によってさまざまです。
ちなみに私が働く総合病院では、スマホの使用はOK(通話は大部屋では不可)、パソコンは申請すれば使用可能となっています。
なので、申請してパソコンの大画面で動画などを見ている患者さんも少なくありません。
しかし中にはどっちもダメ!という病院もありますので、必ず看護師などスタッフに確認してから持ち込むようにしましょう。
病院でWi-Fiは使えるの?
今やホテルやショッピングモールなどでは誰でも無料でWi-Fiに接続できるのが当たり前になってきました。
そんな時代ですが病院でもWi-Fiなどのサービスはあるのでしょうか?
その答えは個人病院などの一部には無料Wi-Fiが使えるところもある、です。
歯科医院や接骨院など個人でやっている病院などは、Wi-Fiをつなげているところもあるようですが、大きな総合病院などはそのようなサービスはほとんどありません。
というのもWi-Fi自体電波を発信したりするため、CTやMRIなど精密な電子機器に影響を及ぼす危険も考えられるためです。
積極的にWi-Fiサービスを提供するということはほぼないといえるでしょう。
あくまでも個人レベルでの使用なら可能という場合が多いです。
病室でネット接続する際の注意点
ネットが出来るからといっても注意しなければいけないこともあります。
その注意点をまとめてみました。
- 病院内は場所によって電波が入りづらいことがある
- 不特定多数の人間がいるため、プライバシーの管理に注意が必要
- スマホの契約プランだとあっという間に上限を超えてしまう
場所によって電波が入りづらいことがある
病院は分厚いコンクリートの壁で出来ているため、ちょっとした位置によって電波の強弱が大きく変わることがあります。窓際のベッドなら電波が良く届くのに、隣のベッドに言ったら圏外になってしまった、などはよくある話。
入院前から「よーし!たくさん映画を見まくるぞー!」と意気込んでいてもいざ入院してみると、全くネットにつながらなかったということもあるため注意が必要です。
不特定多数の人間がいるためプライバシーの管理に注意
自宅とは違うので、どこで誰に見られるかわからないのが病院の怖いところ。
検査に呼ばれて、パソコンをつけたまま病室を出てしまった場合など、他人に見られて個人情報を盗まれる可能性だってあるのです。
また実際に他人に触られなくても、パソコンに詳しい人ならWi-Fiなどを通じてハッキングされる可能性もあります。
そんなリスクもあるため、病院内でネットを利用する際には、プライバシーに十分注意をするようにしましょう。
スマホの契約プランだとあっという間に上限を超えてしまう
今までの契約プランのまま入院してみると、3Gや5Gと容量の少ないプランで契約している場合にはたった1日で上限を超えてしまいます。そうして容量を増やそうと思ったら、追加料金がかなり高額になってしまうことも。
そんな失敗を防ぐためにも、ネットをしたいという希望があるなら早めに「レンタルWi-Fi」を申し込むようにしましょう。
入院前や入院初期までにルーターを準備できれば快適にネットで動画などを楽しむことが出来ますよ。
動画や映画視聴には大容量or容量無制限のWi-Fiルーターがおすすめ
先ほど入院中にネットを利用したいなら早めに「レンタルWi-Fi」に申し込むのがおススメとお伝えしましたが、入院中におすすめなレンタルのWi-Fiルーターってどんなものでしょうか?
入院中におすすめなWi-Fiルーターの特徴
- 短期間でレンタル出来て、入院期間のみ利用できる
- 強めの電波を利用していて、電波が届く範囲が広い&速度が速い
- 容量が100G以上の大容量、もしくは制限なしのもの
レンタルで1週間や1か月など短期の利用が出来るものだと、ずっと使い続ける必要もないため、気軽に使用できて不要になった時点で返却すればいいので入院中にはおすすめです。
安い会社では1日当たり300円や500円などで利用できるところもあります。
また会社によっては利用している通信方式が異なり、通信速度も違いがあります。
さらに通信制限を設けているところも多く、一度に大量の動画などを見てしまい一定の容量に達したとたんに通信速度が急に遅くなってしまうということもあるので、サービス内容をしっかり確認して申し込みましょう。
期間を決めてレンタルするタイプのポケットWi-Fi
一日当たり300円や1か月5000円などの定額でレンタルが出来るサービスで、入院期間がある程度予測できる方におすすめのWi-Fiサービスです。
個人的におすすめなのがこちらのサービス。かなり料金がリーズナブルで、1日300円以下でレンタル出来ちゃうんです。機種にもよって料金は異なりますが、レンタルしている業界でもかなり安くて、手軽に利用できるので入院中の方におすすめです。もちろん容量は無制限で好きなだけ動画や映画を楽しむことが出来ますよ。
料金などの検索はこちらから↓
退院後も利用可能な契約して半永久的に使用できるタイプのWi-Fi
長期で入院が予定されていて、いつ退院できるかわからないという場合には、思い切って2年などの長期契約タイプのWi-Fiルーターや期限がなくずっと使用可能でいつでも解約OKなどの長期契約タイプのWi-Fiもおススメです。
レンタルではないので半永久的に使用することになりますが、退院後も自宅に帰ってネットを見たいなど利用する目的がある場合にはルーターを契約してしまうのも1つの方法です。
というのも、レンタルに比べて圧倒的に費用を安く抑えられるというのが最大のメリットだからです。
レンタルの場合、どうしても1か月以上レンタルするとひと月に5000円~7000円程度の料金がかかってしまいます。
しかしルーター自体を契約してしまえば、ひと月に2000円程度でずっと容量無制限で利用できるサービスもあります。
退院後も利用したいという希望があれば、ルーターの契約も考えてみましょう。
こちらは信頼できるYahoo!が提供しているネットサービスで容量無制限で使い放題のポケットWi-Fi(ルーター)です。なんと1980円/月~使用出来ちゃいます。Yahoo!プレミアム会員のみの特別価格なので、会員の方はぜひこちらのWi-Fiがおすすめ!
こちらは2年などの契約の縛りは一切なく、使わなくなったらすぐに解約出来て、それなのにかなりリーズナブルなポケットWi-Fiなんです。無制限でも月額4000円以下で利用出来ちゃいます。
飽きるなんてありえない!暇つぶしにおすすめな動画視聴サービス
入院中にネットを利用した方がいいのはわかったけれど、どうやって動画や映画を見たらいいの?という方におすすめな動画視聴サービスも一緒に紹介しちゃいます。
やっぱり動画配信といったらこれですよね。年配の方向けの映画なども配信されていて、どの年代でも楽しめるようになっています。
しかも2週間無料で試せるので、短期入院ならほぼ無料で動画を見ることが出来ちゃいます。
ドラマが好きならこちらもおススメ。過去の懐かしいドラマやバラエティまで見ることが出来ます。もちろん無料お試しまでついているので、入院中におすすめです。
まとめ
入院中はかなり時間を持て余すことになる人が非常に多いです。
また病気のことなどを考えてしまうとますます気分が沈みがちになってしまいます。
そんな時はぜひネットを活用して、好きな動画を見たりして嫌な入院生活を少しでも楽しいものに変えてみましょう。
ルールや注意点を守って、入院生活を楽しんでみてはいかがでしょうか?