よくある質問と相談事例

高齢者が退院したら自宅に帰ると思ってはいけない!退院困難者であふれかえる現在の病院事情とは

さやみん

[char no=”1″ char=”パパ”]今お袋が肺炎で入院しちゃってて、自宅に帰れないかもしれないんです・・・[/char]
[char no=”2″ char=”ナース”]あら大変!あんなに元気だったお母さまがどうしちゃったんですか?[/char]
[char no=”1″ char=”パパ”]思いのほか入院が長引いちゃって、そうしたら入院中に転んじゃったみたいで・・・今じゃトイレにも行けなくなっちゃったんですよ。[/char]
[char no=”2″ char=”ナース”]入院中に転んだり、ずっと寝たままいることで今までのように動けなくなってしまう高齢者は意外と多いんですよ。退院したらどうするんですか?[/char]
[char no=”1″ char=”パパ”]自宅で介護することも出来ないし、今病院で施設を探してもらっている所なんです。でもお金もかかるし、施設なんて急に言われても何にもわからないし・・・[/char]
[char no=”2″ char=”ナース”]そうですよね、今までのように当たり前に自宅に退院できると思っていたのに、それが出来なくなるなんて予想も出来ないですよね。[/char]

 

高齢社会の今、入院患者もほとんどが高齢者になっています。

しかもそのほとんどは退院可能な状態であるにも関わらず、退院することが出来ない高齢者なのです。

 

高齢者が入院によって自宅に帰れなくなってしまう流れとは

 

どういうことかというと

  1. 元気な高齢者が入院する

    家族も当たり前に自宅に帰るものだと思っているため、本人も家族も何も心配がない段階です。

  2. あっという間にADL(日常生活動作)の低下が起こる

    体調悪化によってベッドで横になっている時間が多かったり、慣れない入院生活で転んだりしてしまうと、高齢者の場合は筋力の低下や認知力の低下が早まり、普段は出来ていた歩く、座るなどの動きが出来なくなってしまいます。さらに動かないでいると認知症の発症が早まってしまったりというケースもあります。

  3. 自宅に帰ることが不可能に

    筋力や認知力が低下してしまうと、自宅に帰ることが難しくなってしまいます。自宅で介護をしてもらえる状態ならまだいいのですが、一人暮らしや高齢夫婦の場合には自宅に帰れず、新しく施を探さなければいけない状態となってしまうのです。

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このように、ただの入院だと思っていたら自宅に帰ることが出来ない状態になってしまい新しく施設を探さなくてはいけなくなってしまったケースは少なくありません。

 

そのようなケースのほとんどは患者本人も家族も入院前には予測できないような、元気で自立していた方が自宅に帰れなくなってしまうのです。

 

家族は帰れなくなることも覚悟しておくことが大切

 

高齢者が入院する場合は例えどんなに元気で、生活が出来ていたとしても入院中に筋力が低下したりして、元の生活に戻れなくなってしまうリスクはあります。

 

ですのでもし家族が入院してしまった時には、自宅に帰れなくなってしまうことも考えて慌てずに対応することが重要です。

自宅に帰れなくなってしまったときの対応とは

 

もし高齢者が自宅に退院できなくなってしまったらどうしたらいいのでしょうか。

 

その対応は3つあります。

 

  1. 病院にいるソーシャルワーカーさんに依頼して退院する施設を探してもらう
  2. 自分で希望に合った施設をさがす
  3. 自宅で介護する

 

3については誰かが仕事なりを辞めて介護を専門として高齢者に付き添う必要があるためかなり覚悟のいる選択にはなります。

 

ですので、ソーシャルワーカーさんや自分たちで希望にそった施設を退院先として見つけていく方が一番おすすめの方法です。

 

病院側と自分たち、2手で施設探しをしよう

病院にいるソーシャルワーカーなどの専門家に施設を探してもらうのはもちろんおすすめなのですが、

 

    • 多くの患者を抱えているため、順番待ちになってしまうこともある
    • どのように施設探しが進んでいるのか把握できない

というデメリットもあります。

またソーシャルワーカーに依頼する場合は、家族側から

    • 出せる金額
    • 自宅からの距離
    • 介護度や医療行為の有無

 

などの希望や要望を聞いてその通りに探し出します。形式的な探し方なので、サービスの質や評判などは実際に入居してみないと分からなかったりすることもあります。

それに対し、自分たちで探すメリットは

  • 特徴や評判など、中身を詳しく知る事ができる
  • 実際に足を運んだり、目で見て判断することができる

などがあり、「この施設に決めたい!」という希望があれば少しは金額を妥協したりという融通をきかせられたりということもできますよね。

 

ですので、施設を探す際は病院だけに任せるのではなく自分たちでも少しずつ興味を持った施設を見学してみるなどのアクションを起こすことも必要です。

 

自分たちで施設ってどうやって探すの?

[char no=”1″ char=”パパ”]自分たちで探した方がいいってことはわかったけれど、施設なんてどこにあるかなんてわからないです。[/char]
[char no=”2″ char=”ナース”]そうですよね、でもみんなそこから施設探しをスタートして自分に合った施設を見つけることが出来ていますよ。その効率的な方法を教えますね。[/char]
[char no=”1″ char=”パパ”]お願いします!![/char]
[char no=”2″ char=”ナース”]まずは資料を見て施設がどんなところなのかイメージを持てるようにしましょう。いくつかを見比べながら検討してみると本人や自分の希望に合った施設がだんだんわかってくると思います。[/char]
[char no=”1″ char=”パパ”]資料ですか~・・・[/char]

介護施設なんて今まで知らなかった人にとって、急に施設を見つけるということはかなり困難なことでもあります。

 

そんな時におすすめなのは地域から身近な施設を検索して、資料を無料で請求できるサービスです。

 

いきなり施設に連絡をするのも気が引けるし、よくわからないというご家族のためにもまずは資料を見て、利用する本人と費用面からもどんな施設が良いのか比較してみることをお勧めします。

 

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おすすめサイト探しっくすの使い方

 

私がおすすめするのは「探しっくす」という介護施設を簡単に見つけられるサイトです。

 

自分が住んでいる地域と大体の費用の目安を入力して「検索」をクリックするだけで自分に合った施設を探すことが出来ます。

 

介護度や医療行為などの有無が気になる場合には、医療行為をしてれる施設や介護度に応じた施設を探すことも可能なため、さまざまな方法で施設探しを自分たちすすめていくことが出来ます。

 

まずはこのサイトから施設のイメージを持てるようにしてみましょう。

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この記事を書いている人
管理人 さやみん
管理人 さやみん
現訪問看護師 ケアマネジャー 元退院調整看護師
総合病院勤務の時に1000人以上の患者様、ご家族様からの介護・病気・終活などの相談に対応。 「その人らしい生き方」「介護で苦しまない」をモットーにアドバイスしています。 治療も介護も正解はない! 「これでよかった」と思える人を増やすべくネット上で活動しています。
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